追加辞書が使えない
追加辞書を登録したのにFF11でだけ使えない! という方への情報。
まず追加した辞書がFF11以外のツール(テキストドキュメントなど)で使えるか確認する。公式顔文字辞書なら「わらう」の変換で「('∇')」などが出るはず。これが出ない人は辞書の登録ができていない。
IMEの場合の辞書登録はダウンロードしてきた辞書ファイルを解凍して
言語ツールバー → プロパティ → 辞書/学習タブ → 追加
から解凍した辞書ファイルを選択する。それにチェックを入れて適用。
(逆にチェックを外して削除すれば元に戻すことができる)
FF11は管理者アカウントの辞書ファイルを読んでいる。
他のユーザーログインではその辞書ファイルを書き換えられないため問題が起こっている可能性が高い。
その辞書ファイルの場所(隠しファイルになっている)
OSインストールのドライブ(普通の人はC:\)Users\(管理者名)\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP10\imjp10u
(imeのヴァージョンにより10や12など数字は変わる)
対処法1
管理者にログインしてそこで辞書登録する。これが簡単で確実。
これでだめだったら次へ。
対処法2
辞書の参照先を管理者フォルダの辞書ファイルに変更して辞書登録する。
言語ツールバー → プロパティ → 辞書/学習 → 参照
から上記の管理者フォルダ内辞書ファイルを設定して適用を押す。その後で改めて辞書の追加を行う。
これでもダメなら次へ。
対処法3
上記のファイルを辞書登録したユーザーのファイルで上書きする。
(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP
のimjpファイルをコピーして
(管理者名)\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP
の中にペーストする。
注意! 辞書が狂ってしまう可能性が無いとも言い切れないので管理者フォルダの元ファイルをいつでも元に戻せるようにどこかへ隔離しておくこと。狂ってしまった場合は
IMEプロパティの修復から直せそうな気がする。大した操作ではないけれど一応自己責任のリスクを理解出来ない人はあきらめるべし。
対処法4
上記までで対処できない場合はOSの保護モード(XPにはなかった)が悪さをしている可能性がある。Roaming フォルダの隣に LocalLow フォルダがありそこに保護された(復元するための)データが格納されているのでそちらの辞書ファイルを2または3のやり方で上書きする。
もっと注意! この操作はさらに危険。修復のためのファイルを上書きしてしまうので十分に理解した上で元ファイルの保管をすること。おすすめしない。
作業途中でファイルの移動にエラーが出た場合。
何か(ブラウザなど)が辞書ファイルを参照している可能性がある。再起動して何も立ち上げずに作業するといい。
●それでも辞書が使えないWinVistaの場合。
Vistaの場合は Roaming と LocalLow に並ぶ第3の Local フォルダを使われることがある。この3つは同じ場所にある。Win7の場合と同じように試してみてだめなら上記Win7の対処法234を Local フォルダの辞書ファイルに行う。
詳しくは タルタルがデザート!? さんの記事へどうぞ。
http://tarutarudessert.blog16.fc2.com/blog-entry-264.html
●Google日本語入力の場合。
IME以外も問題は同じなので管理者でログインして 言語バー の ツールマーク から 辞書ツール を選んで 管理 → 新規辞書にインポート する。
txtファイルしか登録できないのに公式追加辞書はdicファイルしかないので使えない場合はtxtに変換してくれている有り難いサイトからダウンロードする。
ネコっぽぃ⌒ ヾ(*´ー`) さん
http://end.blog.jp/archives/51724580.html
(辞書+テキスト のtxtデータの方を使う)